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角閃石岩とは?

かくせんせきがん

角閃石岩とは、角閃石を主要な造岩鉱物として構成される変成岩・深成岩の一種で、暗緑色〜黒色を呈する岩石です。

角閃石岩(かくせんせきがん英語:amphibolite)は、角閃石(ホルンブレンドなど)を主体とし、斜長石を伴うことが多い変成岩の一種です。地質学では「角閃岩」とも表記されます。主に玄武岩質や斑れい岩質の原岩が、中圧・中温の広域変成作用を受けることで形成されます。

外観は暗緑色から黒色で、角閃石の柱状結晶が肉眼でも確認できる場合があります。斜長石が共存することで白〜灰色の斑状を呈することもあり、全体として緻密で重量感のある岩石です。変成度の高い地域では、片麻岩と互層をなして分布することもあります。

日本では、飛騨変成帯や三郡変成帯など古い変成岩地帯に産出します。世界的にも先カンブリア時代の変成岩地帯に広く見られ、地殻の深部や造山帯の形成過程を知る上で重要な手がかりとなります。

岩石学上の意義のほか、硬く緻密な性質から建材や石材として利用される場合もあります。また、含まれる角閃石の種類や組成を分析することで、岩石が受けた温度・圧力条件(変成相)を推定することができ、地質調査において重要な役割を担っています。

使い方・例文

地質調査のフィールドワークで、変成帯の露頭に暗緑色の角閃石岩が片麻岩と交互に現れる場面でこの名称が登場します。

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