本文へスキップ

とは?

せみ

蝉とは、夏に大きな声で鳴くことで知られる昆虫で、幼虫が地中で長期間過ごし、地上では短命という独特の生態を持ちます。

蝉(セミ)は、カメムシ目半翅目セミ科に属する昆虫の総称です。日本を含む世界各地に2000種以上が分布し、特に熱帯・亜熱帯に種類が多く見られます。日本では主にアブラゼミ・ミンミンゼミ・ヒグラシ・ツクツクボウシ・クマゼミなどが広く知られています。

蝉の最大の特徴は、その独特な生活史にあります。

  • 幼虫期:卵から孵化した幼虫は地中に潜り、木の根から樹液を吸って数年〜数十年をかけて成長する。日本のアブラゼミは地中で6〜7年ほど過ごす
  • 羽化:成熟した幼虫は夏の夜に地上に出て樹幹などに登り、脱皮して成虫になる
  • 成虫期:地上での成虫の寿命は種によって異なるが、一般に1〜2週間ほどとされる

オスは腹部にある発音器(腹弁と共鳴室)を振動させて大きな声を出し、メスを呼ぶための求愛行動を行います。メスは木の枝に産卵し、卵から孵化した幼虫が再び地中に潜ります。

蝉の声は日本では夏の風物詩として俳句や文学にも多く詠まれ、「閑さや岩にしみ入る蝉の声」(松尾芭蕉)のような名句でもよく知られています。また、儚さや夏の象徴として日本文化に深く根ざした生き物です。

使い方・例文

「蝉」は夏の昼間に公園や街路樹で鳴き声として聞こえるほか、夏休みの自由研究や俳句の題材として子どもたちが実際に観察する身近な昆虫です。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

同じ読みのことば

「せみ」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

関連用語