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とは?

ほたる

蛍とは、夏の夜に腹部から緑や黄緑色の光を放つ甲虫の一種で、日本では古くから夏の風物詩として親しまれています。

蛍(ホタル)は、コウチュウ目ホタル科に属する昆虫の総称で、世界に約2,000種、日本には約40種が生息しています。最もよく知られるのはゲンジボタルヘイケボタルで、両種ともに清流や水田の近くに生息します。

蛍の光は、腹部にある発光器官でルシフェリンという物質がルシフェラーゼという酵素と反応することで生み出されます。この化学反応はほぼ熱を発しない「冷光」であり、エネルギー効率は非常に高いとされています。光は主にオスとメスが交信するための信号として使われており、種ごとに光り方のパターンが異なります。

蛍は水辺の環境を好み、幼虫期を水中で過ごすゲンジボタルは特に水質の清さに敏感です。そのため、蛍の生息数は地域の水環境の豊かさを示す指標ともなっています。農薬の普及や河川の整備によって生息地が減少した時期もありましたが、近年は各地で保護・復元活動が進んでいます。

日本では蛍は夏の季語として俳句や和歌にも多く詠まれ、「蛍狩り」「蛍観賞」は初夏の行楽として広く定着しています。光る昆虫は希少であることから、古くから神秘的な存在として文学・芸術の題材にもなってきました。

使い方・例文

毎年6月ごろ、清流のほとりで蛍が飛び交う光景が見られ、地域の観光スポットとして「蛍の夕べ」などのイベントが各地で開催されます。

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最終更新:

同じ読みのことば

「ほたる」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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