押し花とは?
おしばな
押し花とは、花や葉などの植物を紙や吸水材の間に挟んで圧力をかけて乾燥・平面化させ、工芸や標本として利用する技法のことです。
押し花(おしばな)とは、生の花・葉・茎などの植物素材を吸湿性の紙(新聞紙やキッチンペーパーなど)の間に挟み、重しをのせるか専用の押し花器を使って水分を取り除きながら平面に固定する技法のことです。できあがった押し花は、色や形をほぼそのまま保った状態で長期保存できます。
- 採取した花をできるだけ早く処理し、水分が残っているうちに挟む
- 吸水シートや新聞紙で挟み、重い本や専用プレスで均等に圧力をかける
- 数日から1週間ほど乾燥させ、必要に応じて紙を交換する
- 完全に乾燥したら取り出し、保管または作品制作に使用する
押し花の活用範囲は多岐にわたり、ポストカードやしおり、フォトフレーム、レジン封入アクセサリーなど多様なクラフト作品に使われます。また、植物学の分野では「植物標本(ハーバリウム)」として種の記録・研究に利用される場合もあります。
押し花に向いている植物は、花びらが薄く水分の少ないものです。パンジー・スミレ・コスモス・レースフラワーなどが扱いやすいとされます。厚みのある多肉植物や水分の多い果実は変色しやすいため、工夫が必要です。近年は電子レンジや乾燥剤を活用した時短の押し花技法も普及しています。
使い方・例文
野山で摘んできたスミレの花を新聞紙に挟んで重しをのせ、1週間乾燥させてから台紙に貼り付けてしおりを作るのが、押し花の身近な活用例です。
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