ゲンジボタルとは?
げんじぼたる
ゲンジボタルとは、日本を代表するホタルの一種で、清流に生息し夏の夜に幻想的な光を放つ昆虫です。
ゲンジボタル(源氏蛍、学名:Luciola cruciata)は、コウチュウ目ホタル科に属する昆虫で、日本固有種です。体長はおよそ15〜18mmで、ヘイケボタルよりひと回り大きく、日本に生息するホタルの中では最大級です。
名前の由来は、光が強く「源氏」の名を冠したとも、平家と源氏の合戦に見立てた民話に由来するとも言われます。成虫は初夏(5〜7月頃)に出現し、雄は飛翔しながら緑がかった黄色の光を約2〜4秒周期で点滅させて雌を引き寄せます。光を発する器官は腹部にある発光器で、ルシフェリンという発光物質がルシフェラーゼという酵素の働きで酸化されることで光が生じます。
幼虫は川の清流に生息し、カワニナという巻き貝を専食します。そのためゲンジボタルが生息する川は水質が良好な証とされ、環境指標生物としても重要です。
- 生息環境:清流・湧き水のある水辺
- 発光周期:地域によって異なる(西日本は約2秒、東日本は約4秒)
- 食性:幼虫はカワニナを捕食、成虫はほぼ水しか摂取しない
近年は水質汚染・護岸工事・光害などにより生息数が減少しており、各地で保護活動や放流が行われています。
使い方・例文
梅雨時に清流沿いを歩くと、ゲンジボタルが放つ幻想的な光が水面に映り、夏の夜の風物詩として多くの人を魅了します。
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