膀胱とは?
ぼうこう
膀胱とは、腎臓で作られた尿を一時的に蓄え、適切なタイミングで体外へ排出するための袋状の臓器です。
膀胱は、骨盤内に位置する袋状の筋肉性臓器で、腎臓から尿管を通って送られてくる尿を一時的に蓄える役割を担います。尿を溜める「蓄尿」と、たまった尿を尿道から排出する「排尿」という2つの機能を繰り返します。
膀胱の構造的な特徴として、壁が収縮・伸展に富んだ筋肉(排尿筋)と移行上皮で構成されており、空のときはしぼんだ状態ですが、尿が溜まると風船のように膨らみます。成人の膀胱は通常300〜500ミリリットル程度の尿を蓄えられ、一定量に達すると尿意として神経信号が脳へ伝わります。
排尿の仕組みは自律神経と体性神経が協調して制御しています。
- 蓄尿中:排尿筋が弛緩し、尿道括約筋が収縮して尿漏れを防ぐ
- 排尿時:排尿筋が収縮し、括約筋が弛緩して尿が押し出される
膀胱に関連する主な疾患としては、膀胱炎(細菌感染による炎症)、過活動膀胱(尿意切迫や頻尿)、膀胱がんなどがあります。男性では前立腺肥大が膀胱の排尿機能に影響することも多く、排尿トラブルは年齢とともに注意が必要な健康課題の一つです。
使い方・例文
「膀胱炎になると排尿のたびに痛みを感じる」というように、泌尿器系の病気を説明する文脈でよく登場します。人体の仕組みを学ぶ理科や保健の授業でも取り上げられます。
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