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羽黒山五重塔とは?

はぐろさんごじゅうのとう

羽黒山五重塔山形県にある出羽三山・羽黒山の参道杉並木の中に立つ東北最古の塔で、国宝に指定されています。

羽黒山五重塔(はぐろさんごじゅうのとう)は、山形県鶴岡市の羽黒山(出羽三山のひとつ)に建つ五重塔で、東北地方に現存する最古の塔建築として知られています。国宝に指定されており日本を代表する木造建築遺産のひとつです。

塔は高さ約29メートルで、総けやき造り・素木(しらき)づくりの凛とした外観が特徴です。現在の塔は南北朝時代の建立とされていますが、羽黒山への信仰そのものは飛鳥時代にさかのぼるとも伝えられており、塔の基礎部分には古い時代の遺構も残っています。

この五重塔の特徴的な点は、立地にあります。参拝者が石段(約2446段)を上る途中、樹齢数百年の杉の巨木が両側にそびえる薄暗い参道の中に、突如として塔が姿を現します。この「杉並木の中の塔」という幽玄な雰囲気は他の五重塔では得難いもので、写真やポスターなどでも印象的に取り上げられます。

出羽三山(羽黒山・月山・湯殿山)は古くから修験道の聖地であり、羽黒山五重塔はその信仰の象徴的な存在として、現在も多くの参詣者や観光客が訪れます。冬季は豪雪に覆われ、雪の中にそびえる塔の姿もまた格別の美しさを放ちます。

使い方・例文

出羽三山参りや東北の歴史建築を巡る旅の話題で「羽黒山五重塔」が登場することが多く、国宝の木造建築を学ぶ文脈でも引用されます。

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