縫工筋とは?
ほうこうきん
縫工筋とは、人体で最も長い筋肉とされる大腿部の筋肉で、股関節と膝関節をまたいで両方の動きに関わります。
縫工筋(ほうこうきん)は、英語でSartoriusと呼ばれ、人体の中で最も長い筋肉とされています。「サルトリウス」という名は、かつて職人(仕立て屋)が足を組んで働く姿勢に由来するといわれています。
縫工筋は腸骨の前上腸骨棘から起始し、大腿部を斜めに横断して膝の内側(脛骨近位部の鵞足部)に停止します。大腿神経(L2・L3)の支配を受けます。
縫工筋が担う主な動作は以下の通りです。
これらの動作が複合されると「あぐらをかく」「足を組む」「片足立ちでバランスをとる」などの動きになります。縫工筋は複数の関節をまたぐ二関節筋であり、日常動作・スポーツ動作の両方で重要な役割を果たします。膝内側への付着部は「鵞足(がそく)」と呼ばれ、鵞足炎という炎症が起きやすい部位でもあります。
使い方・例文
あぐらをかいたり足を組んだりする動作に縫工筋が関与しており、ランナーや自転車競技者では鵞足炎の原因となることがあります。
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