稲妻とは?
いなずま
稲妻とは、大気中の放電現象によって生じる閃光のことで、雷の光として知られています。
稲妻(いなずま)とは、積乱雲(雷雲)の中や、雲と地面との間で起こる大規模な放電現象によって生じる強烈な光のことです。「雷(かみなり)」が音(雷鳴)を含む現象全体を指すのに対し、稲妻は主にその閃光部分を指す言葉として使われます。
稲妻が発生する仕組みは次のとおりです。積乱雲の中では、上昇気流によって氷の粒同士が激しく衝突し、雲の上部に正の電荷、下部に負の電荷が蓄積されます。この電位差が一定以上に達すると、絶縁体である大気を突き破って一気に放電が起こり、数万アンペアもの電流が流れます。この際に発生する高温(約3万℃)によって周囲の空気が急激に膨張し、雷鳴が生じます。
稲妻の種類には、雲の中で起きる雲内放電、雲と雲の間の雲間放電、地面に落ちる対地放電(落雷)などがあります。稲妻の語源については、稲の実る時期に多く発生することから「稲の夫(つま)」が転じたとする説が有名で、実際に稲の生長には雷に伴う窒素化合物が関係するという指摘もあります。
気象・航空・電力インフラへの影響が大きく、避雷針や電力設備の過電圧保護など、稲妻への対策技術は現代社会でも重要な役割を担っています。
使い方・例文
「遠くの空に稲妻が走るのが見え、しばらくして轟音が響いた」のように、雷の光が空を裂く様子を描写するときに使います。
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