神通川とは?
じんずうがわ
神通川は富山県を流れる一級河川で、岐阜・富山を結ぶ流域と、イタイイタイ病の発生地として歴史的に知られる川です。
神通川(じんずうがわ)は岐阜県北部の飛騨山脈に源を発し、富山平野を北流して富山湾に注ぐ一級河川です。幹川流路延長は約120キロメートル、流域面積は約2720平方キロメートルに及びます。岐阜県内では宮川とも呼ばれます。
神通川流域は古くから稲作や漁業が営まれ、豊かな恵みをもたらしてきました。富山市の市街地を貫く流れは地域の景観を形作り、サクラマスやアユの遡上でも知られています。
しかし神通川はイタイイタイ病の発生地としても歴史に刻まれています。上流の岐阜県内にある神岡鉱山から排出されたカドミウムが川を通じて農地や飲料水を汚染し、流域住民に深刻な骨軟化症・腎障害をもたらしました。日本の四大公害病のひとつであり、患者・遺族による裁判闘争と汚染土壌の復元事業が長期にわたって続けられました。
現在は環境基準を満たすまでに水質が改善され、復元農地でのコメ栽培も再開されています。公害の教訓と環境回復の歩みを伝える場として、全国から研究者や学生が訪れます。
基本データ
| 長さ | 120 km |
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出典:Wikidata
使い方・例文
環境・公害の学習ではイタイイタイ病の発生地として必ず取り上げられ、地域の復興と環境再生の事例としても紹介されます。
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