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カドミウムとは?

かどみうむ

カドミウムとは、原子番号48の重金属元素で、工業的に広く利用される一方で生態系や人体への毒性が強く、重金属汚染の代表的原因物質として知られています。

カドミウム(元素記号: Cd、原子番号: 48)は亜鉛族に属する柔らかい銀白色の重金属です。自然界では亜鉛鉱石に微量含まれており、亜鉛の精錬過程で副産物として得られます。

主な用途は以下のとおりです。

  • ニカド電池(ニッケル・カドミウム蓄電池)の電極材料
  • 顔料(カドミウムイエロー・カドミウムレッド)として絵の具・塗料に利用
  • プラスチックの安定剤・金属のメッキ処理
  • 半導体・太陽電池の材料(テルル化カドミウムなど)

一方でカドミウムとその化合物は強い毒性をもちます。日本では1950〜60年代に富山県の神通川流域で起きたイタイイタイ病が、鉱山排水によるカドミウム汚染が原因と特定され、四大公害病のひとつとされています。慢性的なカドミウム暴露は腎臓障害・骨軟化症を引き起こします。現在は土壌・水・農産物に対する含有量基準が国際的に設けられており、特に米のカドミウム含有量については厳格な管理が行われています。

使い方・例文

環境教育の教材や公害の歴史を学ぶ授業で、カドミウムはイタイイタイ病の原因物質として必ず取り上げられる。また美術の授業では、カドミウム系の絵の具が鮮やかな黄色・赤色を出せる反面、扱いに注意が必要な素材として紹介されることがある。

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