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磁気偏角とは?

じきへんかく

磁気偏角とは、地磁気の北(磁北)と地図上の真北とのずれ角度のことで、方位磁石を使う際に補正が必要な値です。

磁気偏角(じきへんかく)とは、コンパス方位磁石)の指す方向である磁北(じほく)と、地球自転軸に基づく真北(しんほく)との間の角度差のことです。英語では「magnetic declination」または「magnetic variation」と呼ばれます。

地球の磁極は地理的な北極点とは異なる場所に存在しており、その位置は年々移動しています。このため、コンパスが指す北と地図上の北は厳密には一致せず、場所によって東西どちらかに数度から十数度のずれが生じます。このずれを磁気偏角といい、真北より東に偏る場合を「東偏」、西に偏る場合を「西偏」と呼びます。

磁気偏角は観測地点の緯度・経度によって異なるほか、同じ場所でも時間の経過とともに少しずつ変化します。日本では地域によって異なりますが、おおむね西偏数度程度のずれがあります。

磁気偏角が重要になる場面は以下のとおりです。

  • 山岳での登山やハイキングにおけるコンパスナビゲーション
  • 航空機・船舶の航法における方位計算
  • 測量における真北方向の特定
  • GISデータと現地観測値の照合

コンパスで現在地から目的地の方位を求める際は、読み取った磁北方位に磁気偏角を加減して真方位に換算することが正確なナビゲーションの基本となります。

使い方・例文

登山でコンパスと地形図を使う際、地図上の真北と磁北のずれ(磁気偏角)を考慮して方位角を補正しないと、目的地への方向がわずかにずれてしまいます。

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