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地磁気とは?

ちじき

地磁気とは、地球が持つ磁場のことで、方位磁針が北を指す原因となる自然現象です。

地磁気とは、地球全体を包む巨大な磁場のことです。地球の内部には液体状の外核があり、そこを流れる鉄やニッケルなどの電気を通す流体が対流することで電流が生じ、電磁誘導によって磁場が発生すると考えられています。この仕組みは「ジオダイナモ理論」と呼ばれています。

地磁気の方向と強さは場所によって異なり、地磁気の北極(磁北)は地理的な北極とは一致しません。また、地磁気は数十万年から数百万年の周期で逆転することが地質記録から知られており、過去に何度も極性の反転が起きていたことが確認されています。

地磁気の主な働きとしては次のものが挙げられます。

  • 太陽風や宇宙線から地球の大気と生命を守るバリア(磁気圏)を形成する
  • 方位磁針(コンパス)の動作原理となる
  • 渡り鳥や回遊魚などが地磁気を感知して方向を知る仕組みに利用される
  • 地下資源探査や地震研究における測定対象となる

現代では人工衛星や地上の観測網が地磁気の変動を常時監視しており、宇宙天気予報や通信インフラの保護にも役立てられています。

使い方・例文

登山やハイキングの際にコンパスで方角を確認できるのは、地磁気が針を北へ引き付けるためです。また、国際宇宙ステーションの軌道設計でも地磁気の影響が考慮されます。

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