回遊魚とは?
かいゆうぎょ
回遊魚とは、産卵や餌を求めて広い海域を季節ごとに移動しながら暮らす魚のことです。
回遊魚とは、一生のうちで特定の海域にとどまらず、産卵や索餌(えさをとること)、水温の変化などを理由に、決まったルートを季節に合わせて長距離移動しながら生活する魚類を指します。代表的な種類には、カツオ、マグロ、サンマ、アジ、サバ、ブリなどがあり、いずれも日本の食卓になじみ深い魚です。
回遊のパターンにはいくつかの種類があり、暖かい海域と冷たい海域を季節ごとに行き来する「季節回遊」、卵からかえった場所と成長後に生活する場所が異なる「生活史回遊」、川と海を行き来するサケやウナギのような「通し回遊」などに分類されます。回遊魚は群れをつくって泳ぐ習性を持つものが多く、この習性が漁業における巻き網漁などの効率的な漁法にも結びついています。
回遊魚は季節によって獲れる場所や味わいが変わることから、「初鰹」「戻り鰹」のように旬を表す言葉が生まれるなど、日本の食文化とも深く結びついた存在です。一方で、海水温の変化や乱獲によって回遊ルートや資源量が変化することも指摘されており、漁業資源の管理上重要な研究対象にもなっています。
使い方・例文
「カツオやマグロは代表的な回遊魚で、季節によって漁場が大きく移り変わる」のように使われます。
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