皮膚筋炎とは?
ひふきんえん
皮膚筋炎は皮膚の特徴的な発疹と筋肉の炎症・脱力が同時に起こる自己免疫性の難病です。
皮膚筋炎(ひふきんえん、英: dermatomyositis)は、筋肉と皮膚に炎症が生じる自己免疫疾患の一つで、特定疾患(難病)に指定されています。筋肉のみに病変が出る「多発性筋炎」と合わせて「炎症性筋疾患」と呼ばれるグループに属します。
発症の原因は完全には解明されていませんが、免疫系の異常が筋肉や皮膚を攻撃することで炎症が起きると考えられています。皮膚症状としては、眼瞼(まぶた)周囲の紫紅色の浮腫性紅斑(ヘリオトロープ疹)や、指関節背側に生じる扁平な紅斑(ゴットロン丘疹)が特徴的です。筋症状としては両上腕や大腿部など体の中心部に近い筋肉の力が入りにくくなる近位筋の脱力があり、階段の上り下りや腕を上げる動作が困難になることがあります。
また、間質性肺炎や悪性腫瘍(がん)を合併することがあるため、全身的な検索が重要です。血液検査ではCK(クレアチンキナーゼ)などの筋逸脱酵素の上昇が見られます。治療はステロイド薬が中心で、免疫抑制剤の併用を行うことも多いです。
使い方・例文
まぶたの周りが紫色に腫れ、階段を上がるときに足に力が入りにくいと感じる場合は、皮膚筋炎の可能性があり速やかに専門医への受診が必要です。
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