点眼薬とは?
てんがんやく
点眼薬とは、眼に直接滴下して用いる外用薬で、結膜炎や緑内障・ドライアイなどの眼科疾患に使われます。
点眼薬とは、眼(結膜嚢)に直接滴下して使用する外用液剤または懸濁剤です。局所に高濃度の薬効成分を届けられる一方、全身への吸収が少なく抑えられることが利点です。
点眼薬の成分は結膜や角膜から吸収され、前房・硝子体・網膜などへ浸透します。ただし、眼の構造はバリア機能が高いため、疾患の種類によっては眼内へ十分な濃度が届きにくい場合もあります。
用途は広く、感染性疾患(細菌性結膜炎への抗菌薬、ウイルス性への抗ウイルス薬)、アレルギー性疾患(花粉症などへの抗アレルギー薬・ステロイド)、緑内障(眼圧を下げるβ遮断薬・プロスタグランジン製剤)、ドライアイ(人工涙液・ヒアルロン酸)など多岐にわたります。
使用の際は、点眼後に目頭を軽く押さえる(鼻涙管閉塞)ことで全身への薬液流入を減らす工夫が有効です。複数の点眼薬を使用する場合は、5分以上間隔をあけることが推奨されています。開封後の使用期限(多くは1か月程度)や冷蔵保存の指示にも注意が必要です。
使い方・例文
花粉の季節に目のかゆみが出たとき、アレルギー用の点眼薬を処方されることがあります。
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