海山とは?
かいざん
海山とは、海底から1000メートル以上隆起した孤立した山体のことで、その多くは火山活動によって形成されます。
海山(かいざん、英語:seamount)とは、周囲の海底から少なくとも1000メートル以上突出した、孤立した海底の山体を指す地形用語です。頂部が海面下にあるものを海山と呼び、頂上が平坦に削られたものは「ギュイオー(guyot)」と区別されることもあります。
海山の大部分は火山活動によって形成されます。プレートがホットスポット(マントルプルームが地表近くに上昇する地点)の上を移動する際に、火山が繰り返し噴出して海底に山体を築きます。ハワイ諸島もその一例で、太平洋プレートの移動に伴い、現在の島の列の先(北西側)に多数の海山が連なっています。
海山の特徴と意義は以下のとおりです。
- 深海の孤立した生態系を形成し、多様な生物(サンゴ・魚類・甲殻類など)の生息地となる
- 海流を乱して上昇流を生み出し、プランクトンが集まる豊かな漁場になる場合がある
- コバルトリッチクラストやマンガン団塊など希少金属が堆積し、海底資源として注目される
- 世界の海洋に数万座以上が存在すると推定されている
日本の排他的経済水域内にも多数の海山が分布しており、資源探査や深海生物調査の対象として研究が進んでいます。
使い方・例文
深海調査船が海山の斜面を潜航すると、通常の深海では見られないような多様な底生生物が密集しており、海山が深海生物の「オアシス」とも呼ばれる理由がわかります。
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