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海底平原とは?

かいていへいげん

大洋底に広がる傾斜がきわめて緩やかな広大な平坦地形で、地球上でも最も平坦な地形のひとつです。

海底平原(かいていへいげん、abyssal plain)は、水深およそ3,000〜6,000メートルの深海底に広がる、ほぼ水平な平坦な地形です。大陸斜面の末端から中央海嶺に至るまでの大部分を占め、地球表面面積のかなりの割合カバーしています。

海底平原が形成される主な要因は、陸源性の堆積物や海洋生物の遺骸が長い年月をかけて降り積もることにあります。もとは火山活動によって形成された凹凸のある海底が、堆積物によって埋め立てられ、ほぼ完全な平坦面となります。堆積速度はきわめて遅く、数千〜数万年で数センチメートル程度とされています。

海底平原には、マンガン団塊(多金属団塊)と呼ばれるコバルト・ニッケル・銅などを含む鉱物資源が存在することが知られており、将来の深海資源開発の対象として注目されています。また、光が届かず水温が低い極限環境にもかかわらず、さまざまな深海生物が生息しており、生態学的にも重要な領域です。大西洋・太平洋・インド洋のそれぞれに代表的な海底平原が存在します。

使い方・例文

海洋探査船による調査で、海底平原の堆積物コアを採取し、過去数万年にわたる地球の気候変動の記録を読み解く研究が行われています。

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