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ギヨーとは?

ぎよー

ギヨーとは、海底に存在する頂上が平らに削られた孤立した海山のことです。

ギヨー(guyot)は、海底から突き出し火山性の海山のうち、頂上部が波食などによって平坦に削られた特徴的な地形を指します。英語では「フラットトップシーマウント(flat-topped seamount)」とも呼ばれます。

ギヨーが形成されるプロセスは、まず海洋プレート上に火山が噴出して島が誕生するところから始まります。島は波や風による侵食を受け続け、やがて頂上部が波の打ち寄せる海面付近まで削られて平坦な台地状になります。その後、プレートの移動や地殻の沈降によって島全体が海面下に沈み込み、頂上が平らな海山として海底に残ります。頂上の平坦面はかつて海面付近にあった証拠であり、そこにはサンゴ礁の残骸や浅海性の堆積物が見つかることがあります。

ギヨーという名称は、スイス系アメリカ人地理学者のアーノルド・ギヨー(Arnold Guyot)に由来しており、太平洋を中心に世界中の海底に数多く発見されています。水深は数百メートルから2000メートル以上に及ぶものまで様々です。

ギヨーは、プレートテクトニクスや古海洋環境の研究において重要な手がかりを提供します。頂上部の堆積物を分析することで、過去の海面変動や生物の分布を推定することができ、地球科学の観点から非常に価値の高い地形です。

使い方・例文

太平洋の深海調査船が海底地図を作成する際、頂上が平坦に削られた山状の構造が発見された場合、それはギヨーと判定されます。深海漁業や海底資源の調査でも、ギヨーの存在は重要な地形指標として参照されます。

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