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海女漁とは?

あまりょう

海女漁とは、潜水器具を使わずに素潜りで海底の貝・海藻などを採取する伝統的な漁業のことです。

海女漁(あまりょう)とは、酸素ボンベなどの潜水機器を使わず、息を止めた素潜りだけで海底に潜り、アワビサザエウニテングサなどを手で採取する伝統的な漁業です。日本では三重県・石川県(能登)・千葉県(房総)などが主要な海女の産地として知られており、三重県鳥羽・志摩地方の海女文化はユネスコ無形文化遺産(日本・韓国の共同申請)に登録されています。

海女漁の特徴は次の通りです。

  • 無酸素素潜り:一回の潜水は通常30秒〜2分程度。熟練海女は深度10〜20mまで潜ることができる
  • 道具の簡素さ:かぎ(採取用の鉄棒)・網袋・フィン・ウェットスーツが主な道具。近代以前は白い磯着が基本
  • 女性が中心:体脂肪率が高く冷水に強いとされる女性が担い手の大半を占めてきた歴史がある
  • 資源管理との両立:漁期・採取サイズ・採取量を地域ルールで管理し、資源の枯渇を防いできた

海女の数は最盛期(昭和30年代)には日本全国で数万人いたとされますが、現在は高齢化・後継者不足により大幅に減少しています。一方で、海女文化を観光資源として活用する取り組みや、海女体験プログラムを通じた文化継承の動きも進んでいます。

使い方・例文

三重県の志摩半島では今も現役の海女が早朝から海に入り、素潜りでアワビやサザエを採取し、地元の食堂や市場に新鮮な貝を供給しています。

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