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浄瑠璃寺とは?

じょうるりじ

浄瑠璃寺とは、京都府木津川市に位置する真言律宗の寺院で、九体の阿弥陀如来像を安置する九体阿弥陀堂と三重塔が池をはさんで向かい合う独特の伽藍配置で知られます。

浄瑠璃寺(じょうるりじ)は、京都府木津川市加茂町に位置する真言律宗の寺院で、山号を小田原山と称します。正式名は「小田原山浄瑠璃寺」であり、本尊は九体阿弥陀如来像(九体仏)です。

創建は平安時代中期にさかのぼるとされ、現在の九体阿弥陀堂(本堂)は12世紀前半に建立されたものが現存しています。かつて日本各地に多数建てられた九体阿弥陀堂のうち、当時の形をほぼそのまま残すのは現在この浄瑠璃寺のみとされており、国宝に指定されています。

伽藍の特徴は、中央に阿字池を配し、東岸に三重塔(薬師如来を安置)、西岸に九体阿弥陀堂が向かい合って建つ配置にあります。これは池の西に極楽浄土(阿弥陀如来の世界)、東に現世(薬師如来の薬師浄土)を象徴し、参拝者が東岸の三重塔から池越しに西方浄土を拝む構造となっています。

九体仏はいずれも平安後期の作で、定朝様式の優れた彫刻として名高く、その全体が一堂に現存することは仏教美術史上きわめて貴重です。奈良との県境に近い山里に位置し、春の梅・秋の彼岸花も名物となっています。

使い方・例文

奈良の当尾(とおの)エリアの散策コースに含まれることが多く、九体の阿弥陀像が横一列に並ぶ様子は圧巻で、平安仏教美術に関心のある参拝者や研究者が多く訪れます。

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