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律宗とは?

りっしゅう

律宗とは、仏教の戒律の研究・実践を根本とする宗派で、奈良時代に鑑真が日本に伝えました。

律宗(りっしゅう)は、仏教の戒律(ルール・規範)の厳密な研究と実践を中心に据えた宗派です。中国で発達し、日本へは奈良時代に唐の高僧・鑑真(がんじん、688〜763年)が伝えました。本山は奈良の唐招提寺で、鑑真はその開山です。

仏教において「戒律」とは出家修行者が守るべき規則の総体を指します。律宗はその戒律(特に四分律)を文献学的・実践的に研究し、正式な受戒の儀式(授戒)を執り行う専門宗派として機能してきました。

鑑真は5度にわたる渡航失敗と失明という苦難を乗り越えて日本に渡り、東大寺に戒壇を設けて天皇・皇族から僧侶まで多くの人々に授戒を行いました。この功績は日本仏教の基盤を整えたとして高く評価されています。

律宗は他宗派と比べると信者数は少ないものの、日本仏教の正統な戒律継承という点で重要な役割を担ってきました。また医療・社会福祉活動との関わりも深く、奈良時代から慈善事業を行った歴史があります。現在も唐招提寺を中心に戒律の研究と実践が続けられています。

使い方・例文

奈良・唐招提寺を訪れると「鑑真和上像」や「律宗の戒律の歴史」に関する展示が見られ、歴史の教科書でも「鑑真が律宗を伝えた」という形で登場します。

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最終更新:

同じ読みのことば

「りっしゅう」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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