奈良時代とは?
ならじだい
奈良時代とは、710年に平城京に都が移されてから784年に長岡京へ遷都するまでの約70年間の日本の時代区分です。
奈良時代(ならじだい)とは、元明天皇が710年に都を平城京(現在の奈良市)に移してから、784年に桓武天皇が長岡京へ遷都するまでの約70年間を指す日本の時代区分です。日本史における古代の中心的な時期にあたります。
この時代は、唐(中国)の制度・文化を積極的に取り入れ、律令国家としての体制を整えた時期です。班田収授法による土地制度、租庸調の税制、防人制度など、中央集権的な国家体制が確立されました。
奈良時代の主な出来事・文化的特徴としては以下のものがあります。
- 「古事記」(712年)・「日本書紀」(720年)の編纂
- 「万葉集」の成立(日本最古の和歌集)
- 東大寺の大仏建立(752年、聖武天皇の発願)
- 仏教の国家的保護と各地への国分寺・国分尼寺の建立
- 遣唐使の派遣による大陸文化・技術の積極的な吸収
一方で、貴族間の権力争い(藤原氏の台頭)、天然痘の流行、民衆への重税など、社会的不安定要因も多く、末期には桓武天皇によって平安への遷都が行われました。
使い方・例文
「奈良時代に建立された東大寺の大仏は、当時の国家事業の規模を示す象徴的な存在です」というように、日本史の授業や歴史解説の文脈で使われます。
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