気管切開術とは?
きかんせっかいじゅつ
気管切開術とは、気道を確保するために首の前面から気管に穴を開け、呼吸のための管を挿入する外科的処置です。
気管切開術(きかんせっかいじゅつ、英: tracheotomy / tracheostomy)とは、頸部(首の前面)の皮膚と組織を切開し、気管に直接開口部を設けて呼吸路を確保する外科的手技です。一時的または永続的な気道確保を目的として行われます。
手術の流れとしては、局所麻酔または全身麻酔下で頸部正中を切開し、甲状腺峡部を避けながら第2〜4気管軟骨輪の間に開口部を作り、カニューレ(専用の管)を挿入して固定します。緊急時は輪状甲状靱帯を穿刺する輪状甲状靱帯切開術で対応することもあります。
術後はカニューレの管理・吸引・加湿が必要です。発声はカニューレを閉塞する器具や一方弁(スピーチバルブ)を用いることで可能になる場合があります。一時的な処置であれば状態が改善した後にカニューレを抜去し、穴は自然に閉鎖します。医療・介護の場で重症患者の生命維持に重要な役割を担う手技です。
使い方・例文
重篤な肺炎で長期間の人工呼吸器管理が必要となった患者に対し、口からの気管挿管に代えて気管切開術が行われ、カニューレを通じて安定した呼吸管理が続けられました。
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