暑さ指数とは?
あつさしすう
暑さ指数(WBGT)とは、気温だけでなく湿度・日射・風速を総合して熱中症リスクを示す指標です。
暑さ指数とは、正式名称を「湿球黒球温度(WBGT:Wet Bulb Globe Temperature)」といい、気温・湿度・日射・輻射熱・風速の複数要素を組み合わせて熱中症の危険度を数値化した指標です。単純な気温よりも人体への熱ストレスを正確に反映できる点が特徴です。
WBGTは3種類の温度計を用いて算出されます。
- 湿球温度:湿らせた布で覆った温度計で、蒸発冷却(湿度)の影響を反映
- 黒球温度:黒く塗った球状温度計で、日射・輻射熱を反映
- 乾球温度:通常の気温
日本では環境省が熱中症予防情報として5段階の危険度を公表しており、28度以上で「厳重警戒」、31度以上で「危険」とされ、激しい運動や屋外作業を控えることが推奨されます。特に熱中症の危険が高まる夏季には自治体・学校・スポーツ団体などが積極的に活用しています。
気温が35度を超えていなくても、湿度が高ければWBGTは危険域に達することがあります。逆に乾燥していれば同じ気温でもリスクが低下します。このため「気温だけでは判断できない」熱中症対策の基準として、現在では日本の学校・スポーツ・建設現場など広く活用されています。
使い方・例文
夏の屋外イベントや部活動では、主催者や顧問教師が暑さ指数を確認し、31度以上の「危険」レベルに達した場合は活動中止や屋内移動の判断を行います。
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