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春分点とは?

しゅんぶんてん

春分点とは、太陽が天の赤道を南から北へ横切る瞬間の位置(天球上の点)で、春分の基準となる天文学の重要な概念です。

春分(しゅんぶんてん、vernal equinox)とは、天球上で太陽の通り道(黄道)と天の赤道が交わる2つの点のうち、太陽が南から北へ通過する方の点を指します。太陽が春分点を通過する日が「春分の日」であり、昼と夜の長さがほぼ等しくなります。

春分点は天文学・占星術・暦法のさまざまな場面で基準点として用いられています。例えば天体の位置を示す赤経(赤緯とともに天球座標を構成)は、春分点を0時(0度)として測定されます。また占星術では春分点が牡羊座(おひつじ座)の始まりとされており、「第一点」とも呼ばれます。

注意すべき点は、歳差運動の影響です。地球の自転軸は長い年月をかけてゆっくりと首振り運動をしており、春分点は恒星に対して約25,800年かけて一周します。この影響で、現在の春分点はかつて牡羊座の方向にあったものが、現在はうお座(魚座)の方向に移動しています。

春分点は暦と天文の接点として古来から重視されており、グレゴリオ暦の閏年ルールも春分点を年始に保つための補正として設計されています。

使い方・例文

天文ソフトウェアで星の位置を調べる際、赤経0時0分0秒は春分点の方向を表しており、天球座標の原点として使われています。

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