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扁桃摘出術とは?

へんとうてきしゅつじゅつ

扁桃摘出術とは、口蓋扁桃(のどの両側にあるリンパ組織)を外科的に切除する手術で、扁桃炎の反復や扁桃肥大などに対して行われます。

扁桃摘出術(口蓋扁桃摘出術・扁桃腺手術とも呼ばれる)は、咽頭の両側に位置する口蓋扁桃を全摘出する外科手術である。扁桃はリンパ組織の一種で免疫機能を担うが、繰り返す炎症や過度の肥大が生じた際には摘出が選択される。

主な手術適応は以下のとおりである。

  • 習慣性扁桃炎:年間3〜4回以上の扁桃炎を繰り返す場合
  • 扁桃肥大・アデノイド肥大:気道閉塞による睡眠時無呼吸症候群の原因となる場合
  • 扁桃周囲膿瘍の反復
  • IgA腎症などの全身疾患に対する扁桃病巣感染の除去(扁桃摘出+ステロイドパルス療法)

手術は全身麻酔下で行われ、電気メスや超音波メスを使って扁桃を剥離切除する。手術時間は30分〜1時間程度が多い。術後は咽頭痛が1〜2週間続くことが多く、食事は軟らかいものから始める。術後出血が最も注意すべき合併症であり、術後1〜2週間は激しい運動や強くかむ動作を避ける。

小児に多い手術であるが、成人でも行われる。術後は扁桃炎の再発がなくなるため、QOLの向上に寄与する。IgA腎症に対しては扁桃摘出によって腎機能の保護・改善が期待されることが報告されている。

使い方・例文

「年に5回以上高熱を伴う扁桃炎を繰り返していた子どもに扁桃摘出術を行い、以来ほとんど発熱しなくなった」という形で使われる。

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