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徐放性製剤とは?

じょほうせいせいざい

徐放性製剤とは、有効成分がゆっくりと持続的に放出されるよう設計された医薬品剤形で、服薬回数の低減や血中濃度の安定化を目的としています。

徐放性製剤(じょほうせいざい)とは、薬の有効成分が胃腸管を通過する間に時間かけて少しずつ放出されるよう特殊加工が施された医薬品の剤形です。「徐放(徐々に放出)」という名のとおり、通常の製剤より長い時間にわたって薬効を発揮できるよう設計されています。

通常の錠剤やカプセルは服用後すぐに成分が溶け出すのに対し、徐放性製剤ではコーティング技術・マトリックス構造・浸透圧ポンプなど各種の技術により放出速度が制御されています。主なメリットは次のとおりです。

  • 1日の服薬回数を減らせる(1日1〜2回で済む薬が多い)
  • 血中濃度が急激に上がり下がりせず安定する
  • 最高血中濃度の低下により副作用が軽減されやすい
  • 患者のアドヒアランス(服薬継続率)が向上する

代表的な例として、高血圧治療薬・糖尿病治療薬・気管支拡張薬・向精神薬など多くの薬に徐放性製剤があります。名称に「CR(Controlled Release)」「SR(Sustained Release)」「LA(Long Acting)」「XL」「XR」などが付いている場合は徐放性製剤であることを示すことが多いです。

注意点として、徐放性製剤は原則として噛み砕いたり粉砕したりしてはいけません。加工を破壊すると成分が一度に大量放出され、過量投与と同様の状態になる危険があります。服薬前に必ず医師・薬剤師に確認することが重要です。

使い方・例文

「高血圧の薬をXR錠(徐放性製剤)に変えたことで、1日1回の服薬で血圧が安定した」という場面で登場します。

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