小惑星帯とは?
しょうわくせいたい
小惑星帯とは、火星と木星の軌道の間に小惑星が密集して分布している太陽系の領域で、メインベルトとも呼ばれます。
小惑星帯(しょうわくせいたい)は、太陽系において火星と木星の軌道の間、太陽からおよそ2.2〜3.2天文単位(AU)の範囲に無数の小惑星が集まった領域です。英語では「Asteroid Belt」または「Main Belt(メインベルト)」とも呼ばれます。
小惑星帯が形成された理由については、木星の強大な重力が影響したと考えられています。太陽系形成初期に岩石質の微惑星が集積して惑星になろうとした際、木星の重力が邪魔をして一つの惑星にまとまることができず、大量の岩石や金属の塊が散在したままになったとされています。
小惑星帯には数十万個以上の小惑星が確認されていますが、実際にはそれほど密集しておらず、探査機が通過する際に衝突を避けるほど危険というわけではありません。小惑星の総質量は月の質量の数パーセント程度と推定されています。代表的な天体には次のものがあります。
- ケレス: 小惑星帯最大の天体で「矮小惑星」に分類される
- ベスタ: 明るく観測しやすく、小惑星帯で最も質量が大きい部類
- パラス・ヒュゲイア: いずれも大型の小惑星
日本の探査機「はやぶさ」「はやぶさ2」が小惑星イトカワや「リュウグウ」からサンプルを採取したことで、小惑星研究は大きく進展しました。小惑星は太陽系誕生時の情報を保存しており、地球や生命の起源を探る上でも重要な研究対象です。
使い方・例文
「はやぶさ2が訪れたリュウグウは、小惑星帯ではなく地球近傍軌道にある小惑星です」「火星と木星の間にある小惑星帯には数十万もの天体が存在します」のように使います。
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