本文へスキップ

子宮内膜腺とは?

しきゅうないまくせん

子宮内膜腺とは、子宮内膜に分布する管状の腺組織で、受精卵の着床と胚の初期発育を支える分泌液を産生する構造です。

子宮内膜腺(しきゅうないまくせん、英: uterine gland / endometrial gland)は、子宮内膜の機能層と基底層に存在する管状の腺です。単層円柱上皮からなる腺管が子宮内膜間質(ストローマ)の中に埋め込まれた構造をとっています。

子宮内膜腺は月経周期に合わせてダイナミックに変化します。

分泌期に産生される分泌液は子宮乳(uterine milk)とも呼ばれ、受精卵が着床する前後の栄養供給に重要な役割を果たします。胎盤が完成するまでの初期胚は、この腺分泌液に依存して生存します。

子宮腺筋症や子宮内膜症では、腺組織が正常な場所以外に存在・増殖することで、強い月経痛や不妊の原因となることがあります。また、子宮内膜腺の形態は病理診断において子宮内膜の状態を評価する重要な指標でもあります。

使い方・例文

不妊治療の際、超音波検査や内膜生検で子宮内膜腺の発達状況が確認され、着床環境として適切かどうかの評価に用いられます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語