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卵胞とは?

らんほう

卵胞とは、卵巣内で卵子を包み込んで育てる球状の構造体で、排卵に至るまでの卵子の成熟を支える重要な組織です。

卵胞(らんほう)とは、卵巣の中にある球状の構造体で、卵子(卵母細胞)をその中心に抱え、周囲の細胞層と液体によって卵子の成熟を助ける役割を担っています。卵胞は単なる「卵の入れ物」ではなく、エストロゲンをはじめとするホルモンを産生する内分泌器官としても機能しています。

卵胞は発育段階によっていくつかの種類に分類されます。

  • 原始卵胞:出生時から卵巣に存在する、最も未熟な卵胞。
  • 一次卵胞・二次卵胞:FSH(卵胞刺激ホルモン)の刺激を受けて徐々に発育する段階。
  • 胞状卵胞(アントラル卵胞):卵胞液を含む腔(アントラム)が形成された段階で、超音波検査での観察が可能になる。
  • 成熟卵胞(グラーフ卵胞):排卵直前の最大発育状態で、直径約18〜25mmに達する。

排卵はLH(黄体化ホルモン)の急激な上昇(LHサージ)によって引き起こされ、成熟卵胞が破裂して卵子が放出されます。排卵後の卵胞は黄体へと変化し、プロゲステロンを分泌して妊娠の準備を整えます。

不妊治療では卵胞の発育を超音波で確認しながら排卵誘発剤を用いる「卵胞モニタリング」が行われ、卵胞の数や大きさが治療方針の重要な指標となります。

使い方・例文

不妊治療クリニックで「卵胞が育っていますね。もう少しで排卵のタイミングです」と医師から説明を受けるような場面で、この語が日常的に使われます。

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