地吹雪とは?
じふぶき
地吹雪とは、強い風によって積もった雪が地面付近から吹き上げられ、視界を遮るほどの猛吹雪状態になる気象現象のことです。
地吹雪(じふぶき)とは、積雪した地表面の雪が強風によって舞い上げられ、地表付近を流れるように吹き飛ぶ現象です。空から雪が降っていなくても発生し得る点が、通常の「吹雪」との大きな違いです。吹き飛ばされた雪粒が視界を大幅に低下させ、ホワイトアウト状態を引き起こすことがあります。
地吹雪は風速と雪の状態によって発生のしやすさが変わります。
- 風速がおおむね毎秒5メートル以上になると雪の移動が始まり、風速が増すほど激しくなります。
- 乾いたさらさらした雪(新雪や低温で乾燥した環境の雪)は飛びやすく、湿った重い雪は飛びにくい傾向があります。
- 遮蔽物のない平坦な土地・海岸沿い・農耕地では特に発達しやすいです。
地吹雪が引き起こす主な危険として、視界ゼロに近いホワイトアウトによる交通事故・道路の吹きだまり(スノードリフト)による通行不能・屋根への積雪増大などがあります。北海道や東北地方では冬季に地吹雪が頻発し、交通渋滞や立ち往生の原因となることが多く、気象警報の対象にもなっています。
地吹雪の激しい状態を「暴風雪」と呼ぶこともあり、建物の中にいても窓や換気口から雪が入り込んでくるような状況になる場合もあります。
使い方・例文
北海道の冬、農地が広がる地域では晴れていても強風が吹くと地吹雪が発生し、車が立ち往生するほどの吹きだまりが道路を塞いでしまうことがあります。
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