ホワイトアウトとは?
ほわいとあうと
ホワイトアウトとは、降雪や地吹雪・霧などにより視界が真っ白になって方向感覚を完全に失う気象現象で、雪山や極地で特に危険です。
ホワイトアウト(Whiteout)とは、降雪・地吹雪・霧・雲などによって光が四方八方から散乱し、地面と空の境界線が消えて視界全体が白一色になる気象現象です。この状態では影がなくなり、地形の起伏も判別できなくなるため、方向感覚や距離感が完全に失われます。
ホワイトアウトが発生するメカニズムは、太陽光が雪や霧の粒子によって多方向に散乱・反射することにあります。地面の雪と空中の雪・霧が一体化して見えるようになり、水平線・地平線・影がすべて消失します。特に曇り空のときに起きやすく、晴天時でも雪煙が激しい場合に発生することがあります。
ホワイトアウトは以下のような状況で特に危険です。
- 雪山登山・スキー・スノーボード中に発生すると、崖や沢への転落リスクが生じる
- 南極や北極などの極地探検では生命の危機に直結する
- 積雪地帯の道路では車が道から外れる交通事故の原因になる
- 航空機の着陸時に発生すると滑走路の視認が困難になる
登山やウィンタースポーツの場面では、ホワイトアウト対策としてゴーグル・コントラストフィルター・GPSナビゲーションの活用が有効とされています。また、天気予報や気象情報を事前に確認し、悪天候が予想される場合には行動を中止することが最善の対策です。気象庁などの機関もホワイトアウトを伴う悪天候に対して注意情報を発令することがあります。
使い方・例文
「スキー場でホワイトアウトが発生すると、コースの境界が見えなくなり、スキーヤーが斜面の端に気づかず転落する危険があります。」
この用語をシェア
最終更新: