四分位数とは?
しぶんいすう
四分位数とは、データを小さい順に並べたときに全体を4等分する位置にある3つの値のことです。
四分位数(quartile)とは、データセットを昇順に並べたとき、全体を4つの等しい部分に分ける3つの境界値のことです。それぞれ第1四分位数(Q1)・第2四分位数(Q2)・第3四分位数(Q3)と呼ばれます。
各四分位数の意味は次のとおりです。
- Q1(第1四分位数):下から25%の位置にある値
- Q2(第2四分位数):下から50%の位置にある値(中央値と同じ)
- Q3(第3四分位数):下から75%の位置にある値
四分位数は外れ値(極端に大きい・小さい値)の影響を受けにくい頑健な統計量であるという特徴があります。このため、平均値が歪められやすい年収データや不動産価格などの分布を記述するときにも使われます。
四分位数をもとに計算される四分位範囲(IQR = Q3 - Q1)は、データの中央50%のばらつきを表し、外れ値の検出にも使われます。また、箱ひげ図(ボックスプロット)はQ1・Q2・Q3を視覚化した代表的なグラフです。
統計学・データ分析の基礎として、四分位数はデータの分布形状を把握し、異常値を識別するための重要なツールです。
使い方・例文
クラス30人のテスト結果を並べたとき、下位25%の境界点がQ1、中央値がQ2、上位25%の境界点がQ3です。成績の広がりや偏りを把握するために使われます。
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