古代エジプト語とは?
こだいえじぷとご
古代エジプト語とは、古代エジプト文明で約3000年以上にわたって使われた言語で、ヒエログリフで表記されたアフロ・アジア語族の言語です。
古代エジプト語は、紀元前3200年頃から紀元後17世紀頃まで、約5000年にわたりナイル川流域で使われた言語です。アフロ・アジア語族(セム・ハム語族)に属し、アラビア語やヘブライ語と遠い親戚関係にあります。
この言語は大きく5段階に分類されます。
- 古エジプト語(紀元前2600〜2000年頃):ピラミッドテキストなどに見られる最古の形態
- 中エジプト語(紀元前2000〜1300年頃):古典的な標準形で「古典エジプト語」とも呼ばれる
- 新エジプト語・デモティック・コプト語:時代とともに変化した後期の形態
表記システムとしては、象形文字であるヒエログリフが有名ですが、より簡略化されたヒエラティック(神官文字)やデモティック(民衆文字)も使われました。言語の解読は1822年にジャン=フランソワ・シャンポリオンがロゼッタストーンを用いて成し遂げたことで飛躍的に進みました。
最終的にはアラビア語に置き換わり消滅しましたが、コプト語としてエジプトのキリスト教典礼の中に現在も生き続けています。現代の言語学・エジプト学の重要な研究対象です。
使い方・例文
「ロゼッタストーンには古代エジプト語・デモティック・古代ギリシャ語の三言語が刻まれており、解読の鍵となった」のように、古代史・考古学・言語学の文脈で登場します。
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