ナイル川とは?
ないるがわ
ナイル川とは、アフリカ北東部を流れる世界有数の長大な川で、古代エジプト文明を育んだ歴史的な大河です。
ナイル川はアフリカ大陸の北東部を南から北へ流れ、地中海に注ぐ大河です。流路延長は約6,650キロメートルとされ、世界最長クラスの河川のひとつです(測定方法によってアマゾン川との順位は入れ替わります)。流域はエジプト・スーダン・エチオピア・ウガンダなど11カ国にまたがります。
ナイル川には主に二つの源流があります。
- 白ナイル:ウガンダ南部のビクトリア湖付近に端を発し、スーダンを経て流れる
- 青ナイル:エチオピアのタナ湖を源流とし、降雨期に豊富な水と肥沃な土砂をもたらす
両流が合流するスーダンのハルツームから下流がナイル川本流です。古代エジプト文明は毎年夏に繰り返されるナイル川の氾濫による肥沃な沖積土に農業基盤を置き、「ナイルの賜物」とも称されました。現代においてはエジプトのアスワン・ハイ・ダムが建設され、洪水制御と灌漑・発電に利用されています。しかし上流側のエチオピアが建設した大規模ダム(GERD)をめぐる水利権交渉は、流域諸国間の重要な外交問題となっています。
基本データ
| 長さ | 6,650 km |
|---|
出典:Wikidata
使い方・例文
教科書でエジプト文明を学ぶ際に「ナイル川の恵み」として登場するほか、地理の授業で世界の長大な川の代表例として扱われます。
この用語をシェア
最終更新: