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六味丸とは?

ろくみがん

六味丸(ろくみがん)とは、地黄山薬・山茱萸など6種の生薬からなる漢方処方で、腎と肝の陰虚(体液不足)を補う代表的な滋補薬です。

六味丸(ろくみがん)は、中国の宋代(10〜13世紀ごろ)に編まれた医書『小児薬証直訣』に収載された漢方処方で、もともとは小児の発育不良に用いられていましたが、後に成人の滋陰補腎薬として広く応用されるようになりました。日本でも一般用漢方製剤として薬局・ドラッグストアで販売されています。

構成生薬は以下の6種です。

  • 熟地黄:腎・肝の陰(体液・血)を補う主薬
  • 山薬(やまいも):脾・肺・腎を補い消化を助ける
  • 山茱萸(さんしゅゆ):肝・腎を補い精を固める
  • 沢瀉(たくしゃ):利水・余分な水湿を除く
  • 茯苓(ぶくりょう):脾を助け水湿を除く
  • 牡丹皮:血の熱を冷まし活血する

「三補三瀉」の構成と呼ばれ、3つの補薬と3つの瀉薬をバランスよく組み合わせることで、滋補しながら消化負担を避ける設計になっています。適応症状は腰のだるさ・頻尿・口渇・のぼせ・めまいなど腎陰虚の症状で、高齢者や虚弱体質の方に処方されることが多い処方です。八味地黄丸(六味丸に附子・桂枝を加えたもの)の基本処方でもあります。

使い方・例文

六味丸は「疲れやすい・頻尿・口が渇く」などの症状で中高年に処方されることが多く、ドラッグストアの漢方コーナーで「六味丸」や「六味地黄丸」の製品名で見かけることがあります。

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