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地黄とは?

じおう

地黄(じおう)とは、ゴマノハグサ科の植物の根を乾燥・加工した漢方の代表的な補血・滋陰薬です。

地黄(じおう)は、ゴマノハグサ科の植物Rehmannia glutinosa(アカヤジオウ)の根を原料とする生薬で、漢方医学では古来から重用されています。加工の度合いによって「生地黄(しょうじおう)」「乾地黄(かんじおう)」「熟地黄(じゅくじおう)」の3種に分類されます。

生地黄は新鮮な根をそのまま用いたもので、清熱凉血(体の熱を冷まし血の熱を取る)の作用があります。乾地黄は干して乾燥させたもので、生地黄に近い性質を持ちながら保存性が高まります。熟地黄は酒や蒸しなどで繰り返し加工した黒褐色のもので、滋陰補血(体液を補い血を養う)の効果が最も強いとされます。

漢方的な主な効能は以下の通りです。

  • 補血・滋陰:貧血傾向や体液不足の改善
  • 清熱凉血:高熱・出血・のぼせへの対応
  • 補腎:腎を補い、腰痛・めまい・白髪などの改善

六味丸や八味地黄丸など多くの代表的漢方処方の君薬(主要成分)として配合されており、日本・中国・韓国の伝統医学で広く活用されています。現代の研究でも、地黄に含まれるイリドイド配糖体(カタルポール等)に神経保護作用や血糖降下作用があることが示されています。

使い方・例文

地黄は「八味地黄丸」や「六味丸」といった漢方処方の主成分として登場し、薬局・ドラッグストアで販売される漢方薬の成分表示で目にすることがあります。

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