公海とは?
こうかい
公海とは、いずれの国の領海や排他的経済水域にも属さず、すべての国の船舶が自由に利用できる海域のことです。
公海とは、国連海洋法条約において定義される海域の区分のひとつで、いずれの国の領海や排他的経済水域にも属さない、公の海のことをいいます。特定の国家の主権が及ばず、原則としてすべての国の船舶や航空機が自由に航行・上空飛行できる海域とされています。
沿岸国の海は、海岸線から一定の距離まで領海として国家の主権が及び、さらにその外側には排他的経済水域が設定され、資源の利用などに関して沿岸国が優先的な権利を持ちます。これらの範囲を越えた外側の海域が公海にあたり、航行の自由、漁業の自由、海底ケーブル敷設の自由など、公海の自由と呼ばれる原則のもとで各国に開かれています。ただし自由とはいえ無制限ではなく、乱獲による水産資源の枯渇や海洋汚染を防ぐため、国際的な条約や協定によって一定のルールが定められています。
公海は地球の海洋の大部分を占めており、国境を越えて広がる共有の空間として、国際的な漁業資源の管理や海洋環境の保全、海上輸送の安全確保などの観点から重要な意味を持っています。
使い方・例文
公海では、条約で定められたルールの範囲内で、どの国の漁船も自由に操業することができます。
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