人工関節置換術とは?
じんこうかんせつちかんじゅつ
人工関節置換術とは、損傷・変形した関節の骨を取り除き、金属・セラミック・ポリエチレン製の人工関節に置き換えて痛みを解消し機能を回復させる外科手術です。
人工関節置換術(arthroplasty)は、関節炎・骨壊死・外傷などによって重度に損傷した関節を、生体親和性の高い素材で作られた人工関節コンポーネントに取り替える整形外科手術です。
最もよく行われる関節は次の通りです。
- 人工膝関節置換術(TKA):変形性膝関節症に対して最も多く行われ、大腿骨側・脛骨側・膝蓋骨側のコンポーネントを置換する
- 人工股関節置換術(THA):変形性股関節症や大腿骨頭壊死に対して、骨頭と臼蓋を人工物に置き換える
- 人工肩関節・肘関節・足関節置換術:これらも適応が拡大している
人工関節の素材は、金属(チタン合金・コバルトクロム合金)・セラミック・超高分子量ポリエチレンを組み合わせて使用します。耐久性は一般に15〜25年以上とされており、摩耗や緩みが生じた場合は再置換術(リビジョン手術)が行われます。
手術後は理学療法士によるリハビリテーションが重要で、多くの患者は術後数週間〜数か月で日常生活動作を回復します。高齢化社会を背景に需要が増加しており、ロボット支援手術や低侵襲アプローチも普及しています。
使い方・例文
膝の痛みが強く、薬物療法・注射・リハビリでは改善しない末期の変形性膝関節症の患者に対して、人工膝関節置換術が勧められます。
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