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井上萬二とは?

いのうえまんじ

井上萬二は有田焼白磁人間国宝に認定された陶芸家で、純白の磁器に透明感あふれる造形美を表現したことで知られます。

井上萬二(いのうえ まんじ、1929〜2023年)は、佐賀県有田町出身の陶芸家で、白磁磁器成形の分野において昭和・平成を代表する第一人者です。有田は日本磁器発祥の地として知られており、井上はその伝統の中で独自の境地を切り拓きました。

白磁は装飾を一切加えず、磁土の白さと形そのものに美を見出す焼き物です。井上萬二は機械を使わず、ろくろを用いた手仕事による端正な造形を追い求めました。轆轤(ろくろ)の技は非常に高度で、均一で薄い器壁を実現する熟練の技が評価されています。

1995年に白磁の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され、国内外の展覧会でその作品は高い評価を受けました。パリのギメ東洋美術館をはじめ、海外でも精力的に活動し、日本の磁器文化を世界に発信した功績は非常に大きなものがあります。

晩年まで創作を続けた井上萬二の仕事は、息子の井上康徳へも受け継がれており、有田の白磁の伝統は今日も続いています。

使い方・例文

陶芸の教科書や美術館の展示解説で、白磁を代表する作家として井上萬二の名が挙げられることがあります。

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