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磁器とは?

じき

磁器とは、カオリンなどの陶石を原料とし、高温で焼成した緻密で白い焼き物で、陶器より硬く吸水性がほぼゼロです。

磁器(じき)とは、カオリン長石石英などを主原料とする磁器土を成形し、摂氏1200〜1400度前後の高温で焼き締めた陶磁器の一種です。焼成後の素地は白く緻密で、ほとんど吸水性がなく、叩くと金属的な清澄な音がするのが特徴です。

磁器の歴史は中国に始まり、唐代から宋代にかけて技術が大きく発展しました。中でも景徳鎮(けいとくちん)は世界的な磁器の産地として名高く、青花(せいか・染付)・粉彩・色絵など多様な装飾技法を生み出しました。ヨーロッパには17〜18世紀に輸入が盛んになり、マイセン磁器など各地で独自の磁器産業が誕生しました。

日本では江戸時代初期に有田(佐賀県)で磁器の国産化が始まり、伊万里焼・有田焼・九谷焼・清水焼など各地のブランドが確立されました。磁器は陶器と比べ次のような特徴があります。

  • 素地が白く透光性があることがある
  • 吸水性がほぼなく衛生的で洗いやすい
  • 薄く成形しても強度が高い
  • 釉薬との相性がよく鮮やかな発色が可能

現代では食器・衛生陶器・電気絶縁体・理化学用器具など、日常から産業用途まで幅広く使われています。美術品としての磁器は骨董市場でも高い評価を受けており、国際的な競売で高額落札されることも珍しくありません。

使い方・例文

白地に藍色の染付模様が施された有田焼の茶碗は、磁器の代表例として日本の食卓や茶の湯で広く親しまれています。

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