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二重鍵括弧とは?

にじゅうかぎかっこ

二重鍵括弧とは、「『』」という記号で、本や映画などの作品名を示したり、かぎ括弧の中でさらに引用を行う際に使う日本語の句読点記号です。

二重鍵括弧(にじゅうかぎかっこ)とは、日本語の句読点・約物のひとつで、「『』」(始め二重鍵括弧+終わり二重鍵括弧)という形の記号です。鍵括弧(「」)を二重にした形であることから、この名があります。

主な用途は以下のとおりです。

  • 作品名・題名の表示:書籍・映画・楽曲・ドラマなどの固有の作品名を示す(例:『源氏物語』『となりのトトロ』)
  • 鍵括弧の中での引用・会話:地の文がすでに鍵括弧「」で囲まれているときに、その内部でさらに引用・会話を示す際に二重鍵括弧を使う
  • 強調・特別な語句の明示一般の鍵括弧よりもさらに強調したい語句に使うこともある

縦組みの日本語文書では、二重鍵括弧は縦方向に配置され、横組みでは横方向に使われます。欧文では、同様の役割を引用符(「や「'」)が担いますが、日本語特有の記号として二重鍵括弧は固有の位置を占めています。

JIS規格やUnicodeでも二重鍵括弧は独立した文字として収録されており(U+300E・U+300F)、デジタル文書・Webページでも問題なく利用できます。出版・編集の現場では、作品名を示す際に欠かせない記号です。

使い方・例文

「昨日、『吾輩は猫である』を読み終えたよ」という文のように、会話(鍵括弧)の中で作品名(二重鍵括弧)を示す場面で登場します。

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