乳糖耐性とは?
にゅうとうたいせい
乳糖耐性とは、牛乳などに含まれる乳糖(ラクトース)を消化・吸収できる能力のことで、成人でも持続するかどうかは遺伝的背景によって異なります。
乳糖耐性(にゅうとうたいせい、Lactase Persistence)とは、乳糖(ラクトース)を分解する酵素ラクターゼを成人以降も十分に産生し続ける能力を指します。乳糖は牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品に含まれる二糖類で、消化吸収にはラクターゼが必要です。
多くの哺乳類は離乳後にラクターゼ活性が低下するため、成人では乳糖を消化しにくくなります(乳糖不耐症)。しかし人類の一部の集団では、農耕・牧畜文化の広がりとともに成人以降もラクターゼを産生し続ける遺伝的変異が自然選択で広まったと考えられています。
乳糖耐性の頻度は民族・地域によって大きく異なります。
- 北欧や一部の西欧系集団では成人の多くが乳糖耐性を持つ
- 東アジア・東南アジア系では乳糖不耐症の割合が高い傾向がある
- アフリカの牧畜民族の一部にも高い乳糖耐性が見られる
乳糖不耐症の症状には、乳製品摂取後の腹部膨満感・下痢・腹痛などがあります。ラクターゼのサプリメントや、乳糖を分解した乳製品を利用することで対処できます。
使い方・例文
「日本人の多くは乳糖不耐症で牛乳をお腹を壊さずに飲めない」という食文化や栄養の解説で乳糖耐性の概念が登場します。
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