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ヴェルトとは?

う゛ぇると

ヴェルトとは、南アフリカ中心とする南部アフリカに広がる半乾燥の高原草原地帯を指す地理用語です。

ヴェルト(Veld または Veldt)とは、南アフリカ共和国をはじめとする南部アフリカに広がる開けた草原や低木地帯を指すアフリカーンス語オランダ語系)由来の地理用語です。英語では「field(野原・原野)」に相当するアフリカーンス語の veld がそのまま地名・地理用語として定着しました。

ヴェルトは標高や植生の違いによっておおむね3種類に分類されます。

  • ハイヴェルト(Highveld):標高1,200〜1,800m程度の高原地帯。南アフリカのハウテン州やフリーステート州などに広がり、トウモロコシや小麦の農業地帯としても重要
  • ミドルヴェルト(Middleveld):ハイヴェルトよりやや低い丘陵地帯
  • ローヴェルト(Lowveld):標高の低い低地で、熱帯性の気候を持ち、クルーガー国立公園などサバンナ性の野生動物が生息する

ヴェルトは南部アフリカの生態・農業・文化の基盤をなす地域区分であり、ボーア戦争(南アフリカ戦争)の戦場としても歴史に登場します。広大な平原に低い草や低木が覆われた景観は、南アフリカらしい風景の典型として観光・文学作品にも描かれてきました。

使い方・例文

ヨハネスブルクが位置するハウテン州はハイヴェルトに属し、起伏の少ない草原性の高原が広がる典型的なヴェルトの景観を持っています。

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