アフリカーンス語とは?
あふりかーんすご
アフリカーンス語とは、南アフリカ共和国の公用語の一つで、17世紀にオランダ植民者がもたらしたオランダ語を母体として現地で発展した言語です。
アフリカーンス語は、インド・ヨーロッパ語族ゲルマン語派に属する言語で、南アフリカ共和国・ナミビアなど南部アフリカを中心に約700万人以上の母語話者がいます。
17世紀にオランダ東インド会社がケープ植民地(現在の南アフリカ西部)を開拓した際、入植したオランダ人が使用したオランダ語が現地の環境と混交して発展しました。その過程でコイコイ語・マレー語・バンツー語などの語彙や表現が混入し、オランダ語と似ているものの独自に発展した言語として確立しました。
アフリカーンス語の主な言語的特徴は以下の通りです。
- オランダ語と高い相互理解性がある一方、文法は大幅に簡略化されている
- 動詞の活用変化がほとんどなく、格変化も失われている
- 二重否定が文法的に正しい表現として用いられる
- 独自の語彙・発音体系を持つ
アパルトヘイト時代には白人支配層の言語として政治的に利用された歴史があり、ソウェト蜂起(1976年)はアフリカーンス語を教育言語として強制することへの抗議運動でした。現在は南アフリカの11公用語のひとつとして位置付けられています。
使い方・例文
アフリカーンス語はオランダ語と系統が近いため、オランダ語話者がアフリカーンス語の文章をある程度読み取れると言われており、日本でも語学学習の対象として関心を持たれることがあります。
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