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リングモジュレーターとは?

りんぐ もじゅれーたー

リングモジュレーターとは、二つの音声信号を掛け合わせることで和と差の周波数成分を生成し、金属的・ベル的な特殊音色を作り出すエフェクターのことです。

リングモジュレーター(Ring Modulator)とは、入力信号と内部のキャリア信号(通常は正弦波)を乗算(リング変調)することで、元の信号に含まれない新たな周波数成分を生成するエフェクターです。出力には「入力とキャリアの周波数の和」と「差」の成分が現れ、元の信号の周波数成分は消えます。この非整数倍音的な性質が、人間の耳には金属的・ベル的・SF的に聞こえる独特の音色を作り出します。

名称の「リング」は、回路に使われる4つのダイオードがリング状に配置されていることに由来します。アナログ時代から電子音楽の先駆者たちに愛用され、ドラムスやギターに掛けてロボットボイス・宇宙的なサウンドを生み出すのに使われてきました。

現代ではソフトウェアプラグインとして多くのDAWに付属・導入でき、以下のような用途で活用されます。

  • ボイスのロボット化・非現実的な変声
  • シンセサウンドへの金属感付加
  • パーカッションへの電子的なアクセント
  • 実験的・前衛的なサウンドデザイン

キャリア周波数を変化させることで音色が大きく変わり、低周波では「トレモロ」に近い効果、高周波では「不協和な倍音群」が生まれます。音楽制作から映画・ゲームの効果音まで幅広く使われる個性的なエフェクトです。

使い方・例文

SF映画のロボットが話す声や、サイケデリックな楽曲で鳴り響く金属的なベル音などにリングモジュレーターが使われることが多く、独特の浮遊感や無機質感を演出します。

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