ヤドクガエルとは?
やどくがえる
ヤドクガエルとは、中南米の熱帯雨林に生息する小型のカエルで、皮膚に強力な毒を持ち、鮮やかな体色で天敵に危険を警告することで知られます。
ヤドクガエル(毒矢蛙、英名:Poison Dart Frog / Poison Arrow Frog)は、ヤドクガエル科(Dendrobatidae)に属するカエルの総称です。中南米(コロンビア・コスタリカ・ペルー・ブラジルなど)の熱帯雨林を主な生息地とし、現在200種以上が知られています。
ヤドクガエルの最大の特徴は、鮮やかな体色(警戒色・アポセマティズム)と皮膚毒の組み合わせです。赤・黄・青・緑・オレンジなど目を引く色彩は「私は毒を持っている」というシグナルとして機能し、捕食者への警告の役割を果たします。
毒の成分はバトラコトキシン・デンドロバチン・ポンピロトキシンなど多様なアルカロイドで、種によって毒性は大きく異なります。もっとも強力な毒を持つコキ・ヤドクガエル(Phyllobates terribilis)の皮膚毒は微量で大型動物を死に至らしめるほど強力とされます。
興味深い点として、飼育下で昆虫食に切り替えると毒を持たなくなることがわかっており、毒は餌となる特定のダニや蟻から蓄積されると考えられています。また名前の由来となった通り、南米の先住民族が吹き矢の矢先に毒を塗るために利用してきた歴史があります。
使い方・例文
熱帯雨林を紹介する自然ドキュメンタリーや動物図鑑で必ず登場します。爬虫類・両生類を扱うペットショップやアクアリウムショップでも販売されており、その美しい色彩から愛好家にも人気があります。
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