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モズ科とは?

もずか

モズ科とは、小型から中型の肉食性スズメ目鳥類のグループで、昆虫や小動物を「はやにえ」として木の枝に刺す行動で知られます。

モズ科(Laniidae)は、スズメ目スズメ目)に属する鳥類の科の一つで、世界に約30種以上が存在します。全長は小型から中型程度で、嘴は先端が鉤状(かぎ形)に曲がっており、獲物を捕らえるのに適した形態を持ちます。分布域はユーラシアアフリカ・北アメリカ・オーストラリアなど広く、日本にはモズ(百舌鳥)が生息します。

モズ科の最大の特徴は、「はやにえ(早贄)」と呼ばれる独特の食行動です。捕らえた昆虫・カエル・トカゲ・小鳥・ネズミなどを、木の枝先の棘や有刺鉄線などに突き刺して貯食する習性があります。このはやにえの役割については諸説あり、冬場の食料貯蔵・消化効率の向上・配偶者へのアピールなどが考えられています。特にオスのはやにえの量が多いほど求愛行動に有利という研究報告もあります。

モズ科の主な特性をまとめると以下の通りです。

  • 鉤型の嘴で獲物を捕食する肉食性
  • 「はやにえ」という貯食行動
  • 高い声域を持ち、他の鳥の鳴き声を模倣する種類も多い(百舌鳥の「百の舌」の語源)
  • 縄張り意識が強く、自分のテリトリーを守る

日本では秋冬にモズのはやにえが多く観察され、「モズのはやにえが多い年は大雪になる」という民間伝承もあります。農業害虫を捕食する益鳥としても知られており、農村では昔から身近な野鳥の一種でした。

使い方・例文

「モズ科」は野鳥観察・生物学・自然の話題で登場します。「庭の垣根にカエルが刺さっているのを見つけ、近くに生息するモズ科の鳥のはやにえだと分かった」のように使われます。

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