モズとは?
もず
モズは日本各地の農地や林縁に生息する小型の猛禽的な鳥で、獲物を枝に刺す「はやにえ」の習性で知られます。
モズ(百舌鳥、鵙)は、スズメ目モズ科に属する全長およそ20センチメートルの小型鳥類です。オスは頭上から背にかけて赤褐色で、目を通る黒い帯(過眼線)が特徴的です。メスはオスより淡い色合いをしています。くちばしは先が鉤状に曲がっており、小型の猛禽類のような鋭さを持っています。
モズが特に有名な習性が「はやにえ(早贄)」です。これはバッタ・カエル・トカゲ・小型哺乳類などの獲物を木の枝や有刺鉄線などに刺したり引っかけたりして蓄えておく行動です。かつては冬期の食料備蓄説が主流でしたが、研究によりオスが繁殖期にはやにえをよく消費するほど求愛に成功しやすいという関連も報告されています。
モズは縄張り意識が強く、秋に高い場所でキィーキィーと鋭い声で鳴く「高鳴き」が秋の風物詩として親しまれています。また他の鳥の鳴き声を巧みに模倣する「モズ鳴き」(ひゃくもの語り)の能力があり、漢字「百舌鳥」の名の由来になっています。
- 秋の高鳴きは農村の秋を知らせる声として昔から親しまれた
- 田畑の害虫を捕食するため農業との関わりも深い
- 大阪府の府の鳥に指定されている
使い方・例文
秋に田んぼのそばで高い声のさえずりが聞こえたらモズの高鳴きのサインで、近くの枝にはやにえが刺さっていることもあります。
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